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  松浦保(27)は、父・明憲(58)の危篤の報に接し、14年ぶりに故郷の町に戻って来る。明憲は絶滅したはずのニホンカワウソを発見したと嘘の発表をして世間を騒がせ、それがきっかけで離婚し、保とは別々に暮らして来た。父にわだかまりを抱きつつ、妊娠した恋人を守りきれない自分にも苛立つ保。しかしふとしたきっかけで父の行動の陰にカワウソの住む磯を守ろうとする強い意志があったことを知り、父の生き方を理解して新たな一歩を踏み出していく――。
  日本放送作家協会とNHK共催の「創作テレビドラマ大賞」はテレビドラマ脚本家の登龍門として知られ、1000編近い応募作から選ばれた大賞受賞作品を毎年NHKで映像化し、放送しています。今回の受賞作は、絶滅したとされるニホンカワウソをモチーフに描く、名もない人生を送った父の生き方の真実に触れる息子の物語です。1979年、ニホンカワウソが最後に目撃された高知県須崎市を主な撮影地とし、重いテーマをはらんだストーリーを美しい風景のなかで情感豊かに紡ぎ出します。撮影には、高知市で演劇活動に携わる皆さんにも多数参加いただきます。どうぞご期待ください。

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